北の凡

いろいろあるけれど、それでいい


この前、「北海道にカブトムシはいないの?」と聞かれた。

俺は、北海道にいた頃、よくクワガタを捕りに行ったけど、カブトムシは見たことがない。
祭りくらいでしか見たことがない。
たぶん、いないんだと思う。

社会人になって、カブトムシをもらった。
オスとメスの2匹をもらって、名前をつけて飼っていた。
「助さん、角さん」
助さん、角さんは夜型。
夜になると活発に動き出す。
俺が寝ようかなあと思うと動き出す。

実家に帰省することになり、餌をやらないと死んじゃうから、鞄の中に入れて、北海道まで一緒に帰った。
その俺の行動が仇となり、2匹とも死んじゃった。


「他に、いない虫とかいる?」って聞かれた。

結構、いる。
代表的なところは、ゴキブリ、カマキリ。

北海道を離れてすぐの頃、北海道の友達から「ゴキブリを写真に撮って送ってくれ」と言われた。
「変態だと思われるから、断る」とお断りした。

カマキリを最初に見たときは、感動した。
今まで、ジャッキーチェーンのカマキリ拳くらいでしか、見たことがない。
道路にいたカマキリを発見した俺は、大学の友達に、ダッシュで教えに行った。
だからどうした的な冷めた反応だったのを覚えている。


「北海道にしかいない虫はいる?」とも聞かれた。

雪虫って答えた。
ちっちゃい虫でおしりに白い粉がついている。
ちっちゃいから鼻の中に入ってくるって説明しといた。
その雪虫が出ると、もう少しで、雪が降るという合図みたいな虫。