北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

たまごっち

コンビニに行ったらたまごっちが売ってた。
今、再びはやっているらしい。

あれは俺が18歳の時の話。
その頃、俺は大学受験のために浪人生活を送っていた。
1年間の寮生活。
部屋は、机、ベッド、服をかけるところの4畳ほどしかない部屋だった。
テレビは食堂に一つしかない。

俺は1年間、受験中心の生活を送っていた。
テレビはオリンピックと日本シリーズしか見ていない。
それほど、情報を入れていなかった。

無事、大学に合格した俺は実家に帰った。
ひさしぶりに会った友人が「これから俺、たまごっち買ってくるわ」と俺に言った。
「???」
「それは新しい食べ物か?」
「お前、たまごっちをしらんのか?」

俺は、たまごっちを知らなかった。
あんなにはやった、たまごっちを知らなかった。
もちろん、やったこともない。