どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

ポケットからするりと落ちた。

猫が、ぎゃお、と居間からないた朝、私は、布団から出て、居間に向かい、猫にご飯をあげた。時計は見ていないが、外の明るさからいくと、6時くらいだろう。

 

ゴミ箱のゴミがいっぱいになっているのに気づき、今日は、木曜日だったか、木曜日は、もえるごみの日だったなと思って、ゴミを集め、ゴミステーションに持って行った。爽やかな朝だった。

 

阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』の続きを読む。11月も終わり12月に入ったところ。何年の日記なのだろう、と気になっていたけれど、2017年10月から始まった日記なのだと、12月1日の日記を読みながらわかった。私がfuzkueを訪れたのが、2019年3月下旬のことで、その日の日記が書かれてあったりするのを想像するだけで、ワクワクしてきたけれど、2019年の日記が今回に収録されていないような気がする。

 

携帯電話がするりと、ポケットから落ちた。画面から落ちた。ひびが入っている状態で使っていたけれど、今度は、画像に白い線が入った。どうして、こうも携帯電話はもろいのだろうか。もっと頑丈な画面にしてくれないだろうか。データの移行がめんどくさい。電話帳を保存するのはどういうふうにやるのかも忘れた。電話帳以外にも、もろもろ、そのまま新しい携帯電話に移行できるのだろうか。明日、明後日が休みだから、ドコモショップにいかなければならない。

 

連休は久々だ。ゆっくり阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を読もう。

 

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

  • 作者:阿久津隆
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本
 

 

経営的視点

強くて、優しい男になりたいな、と中学生の頃に思っていたけれど、最近は、そこまで思っていないな、と思った。優しい男になりたいなとは今でも思っているけれど、最近は、強さって必要?と思うところもある。中学生の頃、私にとっての強さとは、まさしく肉体的な、喧嘩が強いということだったけれど、殴ったり、殴られたりの喧嘩は、怖いというか、したくなかったので、途中から、信念を持っているということが、私の中の強さだった。今、かっこいいと思う人は、等身大の人というか、この前、ある人のブログを見ていて、素敵だなあ、と思った言葉は、似合わぬことは無理をしない、という言葉だった。虚勢を張らずに生きていきたい。

 

北海道は、ここのところ、春を感じる。黒ずんだ路肩の雪。除雪をしないが信条の隣の住人の駐車場の雪も溶け、携帯電話の充電器のコードが車の下に落ちていた。ひと冬越えた充電コード。しかも2本落ちている。コードが落ちていることは隣の住人も気づいているはずだけど、除雪もしなければ、コードも拾わないのだろうか。

 

阿久津隆『読書の日記』の続きを読んでいる。10月1日から始まった日記の10月部分を読み終わり、11月にさしかかったところ。90ページ。柴崎友香『千の扉』は、いつか読んでみたい本だったが、近々、買おう。あと植村一子『降伏の記録』も気になるところ。

 

売り上げに左右されない気分の作り方を見つけたいと昨夜思った。何人来られた、いくら売り上げた、だから満足、ではなく、なにをやった、だから、満足、というマインドをどうにか作れないか。現時点で、たちまちの時点で、売り上げがあがらないとどうしようもなくなる、というわけではない以上、一喜一憂は現在の数字ではなく未来に向けた行動によってもたらされたい、そういう姿勢をどうにか作れないか。阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』p90

 

次年度の事業計画の話をしている時に、部下が、経営的視点を身に付けたいというようなことを言ったので、次年度、内部研修をするのに資料を作成している。

 

阿久津隆『読書の日記』を読みながら、経営的視点を持つことは確かに大切なことだけど、いくら売り上げたということよりも、大切なことがあって、その大切なことを見失うと、何か、間違った方向に進んでしまうんだろうな、と改めて思った。そのことをどう伝えようか?すでに伝わっているだろうか?

 

仕事に行き、先日、業務日誌に、自分がわかっていないことに気づけないと書いた部下に声をかけ、どういう理由でそう思ったのかを訊いた。

 

話を訊くと、私の責任だと思ったから、私の責任だから気にするな、と伝えた。部下は泣いていた。

 

訊きづらい雰囲気を出していたのだと、反省した。

椎間板ヘルニア

不在連絡票を持って、郵便局が開く8時に向かった。待ちに待った阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を取りに行った。

 

相変わらず厚い本で、阿久津さんだから、これくらいだよね、というか、これくらい厚くないと困るよねと思っているけれど、阿久津さん以外だったら、買わないか、もしくは、読み始めるのに勇気がいるなあ、と、表紙を開いた。

 

「めっちゃ暇」から始まる10月1日の日記。そう。この感じ、と思いながら読み始めた。そして、1ページ目から野球の話も盛り込まれていて、読書の日記の好きなところは、この暇な時は、暇というネガティブな部分というかリアルな部分と、野球の話と、本の話があるところ。

 

2月から3月にかけて、本を開いても、なかなか集中力して読めなかったけれど、これからは、寝る前の楽しみとして、阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を開くだろう。

 

阿久津隆『読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹』を読んでいたら、なぜか、最近、考えていたというか、感じていたというか、『強み』について頭に浮かんできた。

 

マイナスだと思っていた経験が、強みに変わることがある。そりゃあ、そうかもしれない。人生はトライアンドエラーで、エラー、つまり失敗した経験というのは、活きる。活かすことができる。

 

初めて組織の長になった2年間は、体に蕁麻疹ができたり、こりゃあ寿命が縮まるなあ、と思うほど辛く、うまくできず、逃げたというか、もう、無理と思って、転職した。それが、今、活きている。こう書いていると、その経験が活きているというか、転勤した回数が3回で、4箇所の職場を見てきたのが、今に活きているような気もしないでもないけれど、まあ、そんなこと活きるのか、と思うような経験も活きている。

 

というようなことを考えながら、ここ最近、腰痛がひどくなってきたので、腰痛がひどいのは今に始まったことではないが、鍼では改善が見込めないかもしれないと思い始めたので、腰痛専門の整形外科に向かった。

 

レントゲンを撮るということで、レントゲン室に通され、人間ドック以来のレントゲンを撮る。あらゆる角度を。放射線技師が、息を吸って、吐いて、その・・・。と、語尾が何て言っているか聞き取りづらく、何て言っているのだろう、と想像すると、たぶん、そのままと言いたいのだろう、と思った。何度も、何度も、息を吸って、吐いて、そのままにしていてください、と何日も、何回も、言っていたので、進化したというか、めんどくさくなったのかはわからないが、息を吸って、吐いて、その。と略すようになったのだろう。それにしても、言葉遣いがなっていないな、と思った。

 

診察結果は、椎間板ヘルニア。手術をすることもなく、リハビリをすることもなく、薬を処方するかは聞かれたが、痛み止めをもらっても、というのもあり、断ったので、2500円を払いながら、椎間板ヘルニアという診察結果だけで、腰痛は、何にもよくなっていないなあ、と思って、夜に、いつもの鍼に行った。

 

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

読書の日記 本づくり スープとパン 重力の虹

  • 作者:阿久津隆
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本
 

 

猫のように眠った一日

猫がカリカリと音を立てる。私は、もう少し、寝かせて、と猫に声をかける。少し間を空けて、猫は再び、カリカリと音を立てる。私は諦めて布団から出る。猫にご飯をあげて時間を確認すると、6時半。ご飯の時間だったな、と思う。

 

今日は、3月11日だからと思って、自宅の本棚の前で震災関係の本を眺めながら、ふと、目に止まったのが、池上彰と考える、仏教って何ですか?もちろん震災関係ではない。

 

先日、職場で、後輩が仏教の話しをしているのを思い出しながら、今、読む時期なのかもしれないな、と思って、池上彰池上彰と考える、仏教って何ですか?』を手にし、布団でゴロゴロしながら、数ページ開いて、そこから記憶がない。二度寝か。

 

起きたら10時になっていて、それはもうダラダラとゴロゴロと、やらないといけないこと、やりたいことはあるような気がしたが、携帯電話で、ONE PIECEの考察サイトを読みながら、眠くなって、昼寝。もしかしたら、ここ数年で、一番、眠った1日になったのかもしれない。

 

夕方くらいからか、テレビでずっと震災関連の番組を見ている。

 

そういえばというか、センバツ高校野球が中止になった。センバツといえば、21世紀枠があり、今回、初出場の高校もあり、それは、もう出場が決定した日から、指折り数えていたのは想像に難くなく、中止になったのを見ながら、いたたまれない気持ちになった。

自己紹介

ストーブと猫の間に割って入り、立ちながら、ジョン・マグレガー『奇跡も語る者がいなければ』を読む。

カーテン越しに、カラカラと、除雪している音が聞こえる。カラスの鳴き声も聞こえる。うちの猫はカラスが好きだけど、微動だにしない。アパートの中では衣類乾燥機が、衣類乾燥機だけが、夜通し、働いている音がする。

ジョン・マグレガー『奇跡も語る者がいなければ』の中に、人見知りの人が登場し、先日の飲み会を思い出した。

私は、初対面の人が苦手で、まあ昔よりはよくなったが、そんな初対面の人と会う場で、久しぶりに自己紹介をした。

私は、仕事と仕事をとおして目指していることなんかの話をししたんだけど、どうも、話していて、おもしろくなくて、うまく自己紹介できなかったなあ、と帰ってきた。

まずは発信すること。そして、うまく話せなかったら、どう話せば良くなるかを考えること。その繰り返ししかないなと思う。

とか、考えていたら、バタンと衣類乾燥機の方から音がして、見に行くと、突っ張り棒が落ちていた。黄土色のダウンジャケットをかけていたのが重かったのだろう。

黄土色のダウンジャケットを持って、書斎に置きに行き、居間に戻るところで、玄関の上にある窓から、空が白く、薄紫色になっているのに気づいた。

 

奇跡も語る者がいなければ (新潮クレスト・ブックス)

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街は眠っている

街は眠っている。私は尿意と共にうっすらと目が覚める。携帯電話で時間を確認する。尿意を我慢する。徐々に覚醒し、トイレを済まし、携帯電話でゲームをする。ストーブを点け、黄土色のダウンジャケットを羽織り、外に出る。

街は眠っている。どの家の灯りも消えている。黄緑色のスコップと赤色のダンプを使い、除雪する。雨が降り、雨が降った後に雪が降って、雪が重い。綺麗に除雪できず、除雪した後なのに、駐車場は、でこぼこしている。隣の住人は除雪をしない。まるで除雪しないということを信念としているように。逆の隣の会社の雪山は私の駐車場のスペースを徐々に占拠している。

アパートに入ると、ストーブの前で猫が目を開けている。おはよう、と声をかける。歯を磨き、アイスコーヒーをコップに入れて、チーズ蒸しパンの袋を開ける。ジョン・マクレガー『奇跡も語る者がいなければ』を開く。詩のようで、音楽のような小説。

耳をすませば聞こえてくる。

ジョン・マクレガー『奇跡も語る者がいなければ』は、そう始まる。私は、再び、黄土色のダウンジャケットを羽織り、外に出る。

街はまだ眠っている。耳をすますと、除雪車が動いている音が聞こえてくる。街が起きる前に、除雪車は、道路を綺麗にしてくれる。

奇跡も語る者がいなければ (新潮クレスト・ブックス)

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プチ断食2

お恥ずかしながらプチ断食1日目にしてギブアップ。こんなにお腹が空いているのに夜飯も抜くなんて、気が遠くなりそうだ、と13時半。やきそば弁当にお湯を注ぐ。次なる挑戦は1週間後の月曜日。断食を1週間決行した人の話を思い出し、そんなことができるのだろうか、私もやってみたいと思っていたのが夢のまた夢だと気づく。

 

昼食を食べたあとは鍼。目の疲れはありませんか、と訊かれ、そこまで疲れている感じもしないが、疲れています、と言う。お出かけしないのであれば、テープング貼っておきます、と両サイドの眉間にテーピング。

 

コンビニで買い物。一瞬、間が空くのは、私の眉間にテーピングが貼っているからと帰って来てから気づく。

 

だらだらと休日が過ぎていく。花沢健吾『アンダーニンジャ』最新刊を読む。おもしろい。

 

そして、今は、真壁昭夫『最新行動経済学入門』を読んでいる。

 

行動経済学に少し興味があって。入門とタイトルにあるように、行動経済学の入門書のような感じで読みやすい。

 

最新 行動経済学入門 「心」で読み解く景気とビジネス (朝日新書)

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