どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

熱闘甲子園、最高!

録画していた熱闘甲子園を観た。

 

8月13日は、長嶋三奈さん、栗山英樹監督が出演。

 

現キャスターのヒロド歩さん、古田さんと一緒にやるのかと思いきや、長嶋さんと栗山さんが番組すべてを進行していて、びっくりした。

 

私が熱闘甲子園を楽しみに観るようになったのは、長嶋さん、栗山さんの時からのような気がする。

 

熱闘甲子園のおもしろさは、敗者にもスポットライトをあてること。で、選手の物語を放送すること。

 

熱闘甲子園でその選手のことをより知ると、甲子園がよりおもしろくなる。

 

熱闘甲子園最高!

【高校野球】敗戦は神様からの贈り物

全国高等学校野球選手権大会第80回記念大会の準決勝。明徳義塾対横浜の逆転劇もびっくりしたけど、今大会の済美対星稜も信じられない展開だった。

 

今年の星稜は強いなあという印象を受けていた。

 

エースの2年奥川くんも良いし、打撃もすごい。

 

済美戦も一方的な展開だった。

 

7回まで7-1。6点差で星稜がリード。このまま試合が終わる雰囲気だった。

 

野球でいうところの6点差というのは致命的な得点差。その半分の3点差でも厳しい。しかも残すところ8回、9回の2イニング。

 

済美は、諦めていなかったのだろうか。気持ちが切れていなかったのだろうか。

 

8回裏の済美の攻撃。

 

気づいたら8点が入っていた。そんな印象だった。

 

信じられない。

 

済美の山口くんも終盤の鬼気迫る投球もすばらしかった。

 

 

話変わり、録画していた「〜長島三奈が見た甲子園〜野球が僕にくれたもの〜」を観た。

www.tv-asahi.co.jp

朝から泣いた。

 

九州文化学園のベンチ入りをかけた物語をやっていたんだけど、そのお母さんの言葉で、涙腺が崩壊した。

 

ベンチ入り引退試合に出場した息子を観戦した後、母が言った言葉。

 

「我が子は、私の中ではエースだと思っているので、、、」

 

敗戦は神様からの贈り物(長嶋茂雄)。

 

【高校野球】甲子園に来れたのはマネージャーのおかげ

白山を応援するために、人口1万1千人の町から2千人が甲子園に訪れたという。

 

どこの高校も同じだが、アルプススタンドは満員。学校の先生、生徒を初め、ご家族、OB、町の人、多くの人が、高校球児を応援する。

 

そんな中で野球ができる高校球児は幸せだ。

 

毎日のように甲子園と同じく熱闘甲子園も楽しく観ている。

 

羽黒高校のマネージャーと選手の話が良かった。

 

vk.sportsbull.jp

 

何回、観ても泣けてくる。

 

「(マネージャーがいるから)毎回部活くるのが楽しいです」

「甲子園に来れたのも(マネージャー)2人のおかげだから・・・」

 

羽黒高校の選手がマネージャーに送った言葉。

 

私は、高校時代にマネージャーへ感謝の気持ちを伝えた覚えがない。

 

自分のことばかり考えていたのかもしれないなと思って、布団に入っても、寝付けなかった。

【高校野球】初出場校が台風の目!これまでの大会で一番印象深い初出場校は !?

全国高校選手権大会第6日。

 

初出場校が2校登場した。

 

今大会の初出場校は、中央学院(西千葉)、白山(三重)、折尾愛真(北福岡)、沖学園(南福岡)、明石商(西兵庫)、奈良大付(奈良)の計6校。この中で公立校は、白山、明石商の2校。

 

まだ登場していない白山と明石商を、甲子園関連の雑誌、ネットの記事で読んでいくと、白山は、テレビでも特集を組まれていたみたいだけど、「日本一の下克上」が代名詞みたい。2007年から10年連続で初戦敗退していたチームが甲子園に。白山は、8/11大会第7日に愛工大名電と対戦する。

 

明石商の狭間監督は、明徳義塾中の軟式野球部を4度の全国優勝に導いた監督。狭間監督就任後、またたく間に県上位進出校の常連校となり、昨年夏まで3年連続で兵庫大会の決勝に進出している。秋季、春季ともに兵庫大会を制している。明石商も、8/11第7日に登場。八戸学院光星と対戦する。

 

これまでの大会でも、初出場校が、甲子園の台風の目になる印象がある。

 

これまでで、一番、印象深い初出場校は、2002年、第84回大会に初出場した遊学館(石川)。創部1年4ヶ月、1、2年生だけで甲子園ベスト8まで勝ち進んだ。投手の小嶋くん、4番の行田くんが特に印象深い。山本監督は、星稜中野球部監督として3度日本一に輝いている。私は、その2002年から、遊学館のファン。

 

さあ、初出場校は、今大会、台風の目になれるのか!?

 

初出場校に注目。

【高校野球】新たなヒーローが登場した。創志学園西投手。毎回の16K。

ネットで調べると、花咲徳栄の1年井上くんは、やはり中学時代も群を抜いていた。ダブルヘッダーで、1日、5本の本塁打を打ったことがあるとのことだった。後輩は、「全てで次元が違った」と言っているらしい。

 

 

関連記事:花咲徳栄1年井上が逆転打、中学時代に1日5発伝説 - 夏の甲子園 : 日刊スポーツ

 

大会5日目にも、2年生で新たなヒーローが登場した。

 

創志学園、投手の西くん。

 

毎回の16K。録画しておいた創成館戦を観ると、140km後半のストレートもさることながら、スライダーがよかった。

 

この大舞台で、野球人生で一番の投球を出せるのもすごい。こんなに注目を浴び、みんなから応援してもらったら、確実に、舞い上がって、力が入りすぎてしまいそうなものなのに。

 

西くんと言えば、派手なガッツポーズ。

 

そのガッツポーズについて、「お母さんはやめてくれ」と言ってる、と熱闘甲子園で言っていて笑った。

 

 

ここにきて、注目のチームのひとつに加わった。

【高校野球】花咲徳栄を救ったのは1年生のバットだった。

1年生の春、18人のベンチ入りメンバーに選ばれた。18番だけど、背番号をもらったことが嬉しかった。ただ、試合に出るどころか、コーチャーズボックスにも立たない。ひたすら、声を出し、誰よりも素早く打者が打ったバットを片付ける。そんな雑用係。

 

私は、そんなことを思い出しながら、花咲徳栄の1年、井上くんを観ていた。

 

昨年、夏の覇者、花咲徳栄が追い詰められていた。

 

8回表3-4と鳴門にリードを許し、バッターボックスに立つのは1年の井上くん。2死1、2塁。緊張するだろうなあ、と思いながら固唾を飲んで見守った。

 

井上くんの打った打球は、ライトへ。逆転の2塁打。

 

強豪、花咲徳栄で1年生ながらレギュラーになっているくらいだから、私の1年生の頃とは比べものにならないよな、と思った。このまま勝ったら、3年生に褒められるだろう。

 

高校球児の成長曲線は凄まじい。実質、2年と数ヶ月しか経っていないのに、どんどん体はできあがり、どんどん野球はうまくなる。

 

この甲子園でニューヒーローが生まれるだろうか。

【高校野球】今年の滋賀県は激戦区だった

私が高校球児だった頃、打ったボールが、いつもよりも軽くて、いつもよりも遠くに飛んだことがある。それはまるで、卵を打ったような感覚だった。ホームランバッターは、いつもこんな感覚で打っているのだろうか、と思った。何百、何千と野球ボールを打ってきて、3年間で1度だけしかその感触を味わったことがない。

 

第100回全国野球選手権大会第3日。

 

あの球を、ホームランできるんだと思ったホームランが2本あった。

 

1本目は、近江の山田くんが打った5回のソロホームラン。2本目は、常葉大菊川の奈良間くんが打った4回のツーランホームラン。

 

近江は、センバツ準Vの智弁和歌山に勝利した。これだから野球はわからない。筋書きのないドラマとは、誰が言ったのだろうか。

 

よくよく考えれば、今年の滋賀県は激戦区。センバツに出場した滋賀県の高校は3校あった。近江、彦根東膳所。近江は、センバツで星稜に3-4で敗戦している。春季大会の優勝校は、比叡山で、その比叡山は、夏の予選で、滋賀学園に敗戦した。つまりは、今年の滋賀県は群雄割拠。その滋賀県を制した近江が弱いはずがない。