相変わらず、いろんな人に、おすすめの映画と漫画を訊いている。
この前、訊いた人が、大の漫画好きで、紹介してくれる漫画、紹介してくれる漫画、ことごとく、聞いたことない作品ばかり。
その人が第一声で言った言葉が、「作者買いなんです」。
作品も紹介してくれるのだが、この作者がおもしろいんです、と作者で紹介してくれた。
そういえば、私も、小説の買い方は、作者買い。
好きな作家ができると、全ての作品を読んで行く。
作者買いという言葉を使ったことがなかったが、「大人買い」と同じくらい、素敵な響きだ。
それで、紹介してくれた作者の一人が、「青野春秋」。
どこかで訊いたことがあるなあ調べたら、俺はまだ本気出してないだけの著者だった。
好きな作品の一つ。
特におすすめだと言っていたのが、100万円の女たち。青野春秋さんが、他の著書を描いていること自体、知らなかった。
売れない小説家の一軒家に、5人の女が住み着く話。しかも1ヶ月100万円を払って。
TSUTAYAに、もうひと作品があったので、こちらも借りて来た。
作者借り。この漫画も良い。母、兄弟の貧しい家庭の話。最近、私が気になっていたテーマだったから、特に、一気読みした。
青野春秋作品。おすすめです。